Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) ボリュームを作成したいと考えています。Amazon EBS ボリュームに Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンスのインスタンスストアボリュームをバックアップしたいと考えています。
簡単な説明
AWS インフラストラクチャに保存しているすべてのデータのバックアップを取っておくのがベストプラクティスです。これにより、変更をロールバックし、アプリケーション障害やインフラストラクチャイベントからデータを保護できます。
インスタンスストアボリュームに保存されているデータは、次のいずれかの方法でバックアップできます。
- 新しい EBS ボリュームを作成し、インスタンスストアボリュームのデータを EBS ボリュームにコピーします。
- Amazon EBS ボリュームに保存されている個々のファイルをバックアップします。
解決策
新しい EBS ボリュームを作成してデータを移行する
- EBS ボリュームを作成します。移行するデータを保存するのに十分なサイズを選択してください。
- インスタンスにEBS ボリュームをアタッチします。
- ボリュームをオペレーティングシステムで使用できるようにしてから、そのボリューム上に互換性のあるファイルシステムを作成します。Linux インスタンスの場合は、「Amazon EBS ボリュームを Linux で使用できるようにする」を参照してください。Windows インスタンスの場合は、「Amazon EBS ボリュームを Windows で使用できるようにする」を参照してください。
- Linux の場合は rsync、Windows の場合は robocopy など、ディスク管理または移行ツールを使用してオペレーティングシステム用のデータをコピーします。rsync の詳細については、Linux マニュアルページの rsync (1) を参照してください。robocopy の詳細については、Microsoft のドキュメントの robocopy を参照してください。
注: コピー操作が正常に完了したことを確認するまで、両方のボリュームを使用可能な状態にしておきます。新しい EBS ボリュームをインスタンスで使用できるようにするには、追加の設定が必要になる場合があります。
EBS ボリュームに保存されている個々のファイルをバックアップする
ボリューム自体をバックアップする代わりに、またはボリューム自体をバックアップする以外に、個々のファイルをバックアップできます。Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) を使用するソリューションの例については、「Amazon S3 CLI を最大限に活用する」を参照してください。
関連情報
インスタンスストアでバックアップされる Linux AMI を作成する