予期しない請求を回避できるよう、不要になったアクティブなリソースを見つけたいと考えています。
解決策
予期しない請求が発生しないようにするために、使用しなくなったアクティブなリソースがあるかどうかを定期的にチェックすることをお勧めします。次に、これらの不要なリソースを終了して、今後の課金を停止します。
注: アカウントを閉じる前にリソースを削除する必要はありません。ただし、アカウントを再開すると、削除しなかった AWS リソースの運用コストが請求される場合があります。アカウントを再開した場合に課金されないようにするために、アカウントを閉じる前にすべてのリソースを削除することをお勧めします。
アクティブなリソースを確認する
次の手順を実行します。
- AWS Billing and Cost Management コンソールを開きます。
- 画面左側のナビゲーションペインで、**[請求書]**を選択します。
- [サービス別料金] タブで、各サービスを展開して、料金が発生した AWS リージョンを特定します。それらのリージョンのリソースを終了する必要があります。
注: AWS Organizations の一括請求機能を使用する場合、[アカウント別料金] タブにはすべてのアカウントの合計が表示されます。
- ページの右上にあるドロップダウンリストから前の月を選択すると、その月の料金が表示されます。現在および過去の請求期間に、アクティブなリソースがあるサービスに注意してください。
注: Billing and Cost Management コンソールでは、アクティブなリソースの使用量と料金情報を更新するのに約 24 時間かかります。
アクティブなリソースを終了する
次の手順を実行します。
- AWS マネジメントコンソールを開きます。
- 終了するリソースを含むサービスのコンソールを開きます (Amazon Simple Storage Service など)。検索バーにサービス名を入力して、特定のサービスを検索できます。
- サービスコンソールを開いたら、アクティブなリソースをすべて終了します。リソースを割り当てた各リージョンを必ず確認してください。
ヒント: ナビゲーションバーのリージョンセレクタ―を使用してリージョンを変更できます。
重要: 一部のサービスおよびサブスクリプションには、サービスが終了してもアクティブなままのリソースがあります。次のリストにあるアクティブなリソースを終了する場合は、不要な請求を防ぐために追加の手順を実行する必要がある場合があります。
- リザーブドインスタンス (RI)、AWS Marketplace、Savings Plans などのサブスクリプション
- Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)
- Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)
- Amazon Relational Database Service (Amazon RDS)
- Amazon Lightsail
- AWS Directory Service
これらの一般的に使用される AWS のサービスのアクティブなリソースを終了するには、「AWS アカウントで不要になったアクティブなリソースを終了するにはどうすればよいですか?」を参照してください。
アクティブなリソースがすべて終了していることを確認する
次の手順を実行します。
- AWS Resource Groupsを開きます。
- 画面左側のナビゲーションペインで **[タグエディター]**を選択します。
- [リージョン] で **[すべてのリージョン]**を選択します。
- [リソースタイプ] で **[サポートされるすべてのリソースタイプ]**を選択します。
- **[リソースを検索]**を選択します。検索結果が表示された場合は、アカウントにまだアクティブなリソースがあります。
注: リソースグループの検索結果には、AWS Marketplace のサブスクリプションは表示されません。サブスクリプションを管理するには、「ソフトウェアの管理」を参照してください。
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