CloudWatch の使用に対して課金された理由を確認する方法を教えてください。また、今後の料金を抑える方法を教えてください。

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AWS の請求書に記載されている Amazon CloudWatch の料金が高額でした。CloudWatch の使用状況を把握し、今後の料金を抑えたいと考えています。

簡単な説明

CloudWatch の料金を把握するには、AWS のコストと使用状況レポートを確認します。次のサービスの料金を探してください。

注: 太字の項目は、レポートに表示される可能性があるものと似ています。Region にはご利用の AWS リージョンの略称が入ります。

  • カスタムメトリクス: MetricStorage region-CW:MetricMonitorUsage
  • CloudWatch メトリクスの API 呼び出し:
    API Name region-CW:Requests
    GetMetricData region-CW:GMD-Requests/Metrics
  • CloudWatch アラーム:
    Unknown region-CW:AlarmMonitorUsage
    Unknown region-CW:HighResAlarmMonitorUsage
  • CloudWatch ダッシュボード: DashboardHour DashboardsUsageHour(-Basic)
  • CloudWatch Logs:
    PutLogEvents region-DataProcessing-Bytes
    PutLogEvents region-VendedLog-Bytes
    HourlyStorageMetering region-TimedStorage-ByteHrs
  • CloudWatch Contributor Insights:
    Contributor Insights ルール: region-CW:ContributorInsightRules
    Contributor Insights と一致するログイベント: region-CW:ContributorInsightEvents
  • CloudWatch Synthetics のカナリアの実行: region-CW:Canary-runs

料金を把握したら、以下のベストプラクティスを使用して今後のコストを削減します。

今後の AWS のコストを簡単に監視するには、請求アラートを有効にします。

解決策

注: AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI) コマンドの実行中にエラーが発生した場合は、最新バージョンの AWS CLI を使用していることを確認してください

詳細な監視

CloudWatch を詳細に監視すると、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンス、Auto Scaling グループの起動設定、または API ゲートウェイの料金が発生します。

コストを削減するには、インスタンスAuto Scaling グループの起動設定、または API ゲートウェイの詳細な監視を無効にします。

カスタムメトリクス

監視するカスタムメトリクスが 10 個を超えると料金が発生します。カスタムメトリクスには、自分で作成したメトリクスが含まれます。また、CloudWatch エージェントやアプリケーション、EC2 インスタンスの OS データなどのツールで使用されるメトリクスも含まれます。カスタムメトリクスのコストを削減するには、ユースケースに応じて、料金が発生する仕組みに注意してください。

不要な請求を避けるため、必要に応じてカスタムメトリクスの監視を無効にしてください。カスタムメトリクスのみを表示するには、CloudWatch コンソール[任意のメトリクス、ディメンション、またはリソース ID を検索する] ボックスに「NOT AWS」と入力します。

CloudWatch メトリクスの API 呼び出し

料金は CloudWatch メトリクスの API によって異なります。AWS 無料利用枠の上限を超える API 呼び出しには料金が発生します。GetMetricDataGetMetricWidgetImage は AWS 無料利用枠には含まれません。サードパーティの監視ツールは API 呼び出しを頻繁に実行するため、コストが増加する可能性があります。

コストを削減するには、次のベストプラクティスを実装してください。

  • AWS CLI で ListMetrics を呼び出す代わりに、コンソールから無料で呼び出します。
  • 複数の PutMetricData リクエストを 1 つの API 呼び出しにまとめます。また、メトリクスデータを事前に集計して StatisticSet に格納します。これにより、API 呼び出しの量とそれに対応する料金が削減されます。
  • サードパーティの監視ツールを使用している場合は、積極的に監視するメトリクス、またはワークロードで使用するメトリクスのみを取得します。代替ソリューションとしてメトリクストリームを使用し、どのデプロイが最も費用対効果が高いかを評価することもできます。サードパーティの監視ツールで発生するコストを必ず確認してください。

詳細については、「GetMetricData または GetMetricStatistics のどちらを CloudWatch メトリクスに使用すればよいですか?」を参照してください。

請求書で料金が発生している API 呼び出しを見つけ、関連するリソースについての詳細な情報が必要な場合は、AWS サポートにお問い合わせください。

CloudWatch アラーム

CloudWatch アラームに関連付けられたメトリクスの数が多いと、コストが発生する可能性があります。例えば、1 つのアラームに複数のメトリクスが関連付けられている場合、メトリクスごとに課金されます。コストを削減するには、不要なアラームを削除してください。

CloudWatch ダッシュボード

以下のシナリオでは、CloudWatch ダッシュボードで料金が発生します。

  • 3 つを超えるダッシュボードを使用する (ダッシュボードあたり最大 50 個のメトリクス)。
  • AWS CLI または SDK を使用して、AWS 無料利用枠の上限を超えるダッシュボード関連 API を呼び出す。
  • 例外: GetMetricWidgetImage API には常に料金が発生します。

コストを削減するには、不要なダッシュボードを削除してください。AWS 無料利用枠を使用している場合は、ダッシュボードの総数を 3 つ以下に制限してください。また、AWS CLI や SDK を使用してダッシュボード関連の API 呼び出しを行う代わりに、コンソールから無料で呼び出すことができます。

CloudWatch Logs

Amazon CloudWatch Logs では、取り込み、アーカイブの保存、分析を行うことで料金が発生します。

取り込み

取り込みの料金には、CloudWatch Logs サービスが取り込むログデータの量が反映されます。CloudWatch メトリクスの IncomingBytes レポートでは、サービスが処理したログデータの量が報告されます。さまざまなワークロードで生成されるログの量を監視するには、CloudWatch のグラフまたはダッシュボードでこのメトリクスを視覚化します。取り込みの料金が高額になった場合は、「CloudWatch Logs の請求額が急に増加しているのはどのロググループですか?」のガイダンスに従ってください。

取り込みのコストを削減するには、ロギングレベルを評価し、不要なログを取り込まないようにしてください。

アーカイブ

アーカイブの料金は、長期にわたるログの保存コストに関連しています。CloudWatch Logs がデータを保持する期間は、保持ポリシーによって決まります。設定した保持期間より古いデータを CloudWatch が自動で削除するよう指示する保持ポリシーを作成できます。これにより、長期間保持されるデータが制限されます。

ロググループのデフォルトの保持ポリシーは [失効しない] に設定されています。この設定は、CloudWatch がデータを無期限に保持することを意味します。保存コストを削減するには、CloudWatch にデータを保持させる期間に関する保持ポリシーを変更します。

分析

Log Insights を使用してログに対してクエリを実行すると、分析料金が発生します。クエリ結果を得るためにスキャンされたデータ量に基づいて料金が決まります。Log Insights コンソールには、以前実行されたクエリの履歴が表示されます。分析料金を抑えるには、Log Insights のクエリ履歴を確認し、クエリがより短い時間で実行されるように設定します。これにより、スキャンされるデータ量が減ります。

CloudWatch Contributor Insights

1 か月につき Contributor Insights ルールが 1 つを超えた場合や、1 か月につき 100 万件を超えるログイベントがルールに一致した場合に料金が発生します。

コストを削減するには、Contributor Insights レポートを確認して、不要なルールを削除してください。

CloudWatch Synthetics

CloudWatch Synthetics では、1 か月あたりのcanaryの実行数が 100 回を超えると料金が発生します。コストを削減するには、不要なcanaryをすべて削除してください。

関連情報

Amazon CloudWatch 料金表

CloudWatch メトリクスを公開する AWS サービス

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