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Cognito ユーザープールの各サインイン方法における、大文字と小文字の区別の影響を教えてください。

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Amazon Cognito ユーザープールにおいて、大文字と小文字の区別が各サインイン方法におよぼす影響を把握したいです。

解決策

注: AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI) コマンドの実行中にエラーが発生した場合は、「AWS CLI で発生したエラーのトラブルシューティング」を参照してください。また、AWS CLI の最新バージョンを使用していることを確認してください。

大文字と小文字の区別は、ユーザープールの作成方法によって異なります。ユーザープールを作成した後は、大文字と小文字の区別設定を変更できません。

デフォルトでは、Amazon Cognito コンソールで作成するユーザープールでは大文字と小文字は区別されません。大文字と小文字を区別するユーザープールを作成するには、CreateUserPool API を使用するか、AWS CLI コマンド create-user-pool を実行します。AWS CLI を使用して大文字と小文字を区別しないユーザープールを作成する場合は、CaseSensitive パラメータを false に設定します。

ユーザー名によるサインイン

UsernameConfigurationType API で CaseSensitive パラメータを false に設定した場合、ユーザーはユーザー名の大文字と小文字を変更してもサインインできます。

たとえば、ユーザープールで大文字と小文字が区別される場合、User123user123 は別々のアカウントです。ユーザープールで大文字と小文字を区別しない場合、User123user123 は同じアカウントにサインインします。大文字と小文字の区別設定は、ユーザー名の作成とサインインの両方に影響します。

注: パスワード認証では、ユーザー名の設定に関係なく、常に大文字と小文字が区別されます。

メールアドレスによるサインイン

CaseSensitivefalse の場合、メールエイリアスも大文字と小文字を区別しなくなります。たとえば、user@example.comUser@Example.com は常に同じアカウントにサインインします。Amazon Cognito はメールアドレスをユーザーの入力通りに保存しますが、認証では大文字と小文字は区別されません。

電話番号によるサインイン

電話番号では大文字と小文字は区別されません。電話番号は E.164 形式に準拠する必要があります。電話番号の形式は認証に影響します。詳細については、「メールまたは電話による確認を設定する」を参照してください。

関連情報

Amazon Cognito ユーザープールでの認証

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AWS公式更新しました 3ヶ月前
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