特定の時間間隔で AWS Database Migration Service (AWS DMS) のタスクを自動化したいです。または、DMS タスクを自動的に開始および停止したいです。
解決策
特定の時間間隔で AWS DMS タスクを自動化するには、Amazon EventBridge ルールを使用してタスクを開始します。
EventBridge ルールを使用して DMS タスクを自動化するには、次の手順を実行します。
- DMS タスクを作成します。または、既存の DMS タスクがある場合は、タスクの状態に基づいて EventBridge ルールを変更します。
- EventBridge コンソールを開きます。
- ナビゲーションペインで [スケジュール] を選択してから、[スケジュールを作成] を選択します。
- [スケジュールの詳細を指定] ページで、スケジュールに次の詳細情報を入力します。
[スケジュール名と説明] に情報を入力します。
[スケジュールグループ] で [デフォルト] を選択します。
[スケジュールパターン] で [1 回] または [繰り返し] を選択します。
- [次へ] を選択します。
- [ターゲットの詳細] の [ターゲット API] で、[すべての API] を選択します。
- [すべての AWS サービス] フィールドに、AWS Database Migration と入力します。[AWS データベース移行] オプションが表示されたら、選択します。
- [API を検索] フィールドに、StartReplicationTask と入力します。[StartReplicationTask] オプションが表示されたら、選択します。
- JSON 入力には、DMS タスクの ARN を指定します。[StartReplicationTaskType] で、resume-processing と入力します。詳細については、「StartReplicationTask」を参照してください。
注: 移行タイプが full-load または full-load-and-cdc の場合、タスクを最初に実行するときの値は start-replication のみです。このオプションにより、移行が開始します。
- 再試行ポリシー、DLQ、暗号化については、要件に基づいてこれらの値を更新します。
- [次へ] を選択します。
- アクセス許可については、スケジュールを実行して DMS タスクを開始するアクセス許可を持つ AWS Identity and Access Management (IAM) ロールをアタッチします。完了したら、**[次へ]**を選択します。
IAM ポリシーの信頼関係の例
{
"Version": "2012-10-17",
"Statement": [
{
"Effect": "Allow",
"Principal": {
"Service": [
"scheduler.amazonaws.com",
"apidestinations.events.amazonaws.com"
]
},
"Action": "sts:AssumeRole"
}
]
}
次のポリシー例では、DMS へのフルアクセスを付与します。要件に基づいてアクセス許可を設定します。
{
"Version": "2012-10-17",
"Statement": [
{
"Sid": "VisualEditor0",
"Effect": "Allow",
"Action": "dms:*",
"Resource": "*"
}
]
}
- [スケジュールを作成] を選択します。
Amazon CloudWatch または AWS CloudTrail を使用すると、EventBridge ルールを監視できます。
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