Amazon DynamoDB でコストを最適化するにはどうすればいいですか?

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Amazon DynamoDB ワークロードのコストを最適化したいと考えています。

簡単な説明

次の方法を使用して、DynamoDB ワークロードのコストを最適化します。

  • AWS 料金見積りツールを使用して、DynamoDB のコストを事前に見積もります。
  • 適切なキャパシティモードを選択して、読み取り/書き込みコストを最適化します。
  • 正しいテーブルクラスを選択して、ストレージコストを最適化します。
  • コスト配分タグを使用します。

解決方法

AWS 料金見積りツールを使用して DynamoDB のコストを見積もる

DynamoDB 用 AWS 料金見積りツールを使用して、DynamoDB ワークロードを構築する前にそのコストを見積もります。これには、オンデマンドキャパシティモード、バックアップと復元、Amazon DynamoDB Streams、Amazon DynamoDB Accelerator (DAX) などの機能のコストが含まれます。

DynamoDB テーブルに適したキャパシティモードを選択して、読み取り/書き込みコストを最適化する

オンデマンド型キャパシティーモード

予測不可能なアプリケーショントラフィックがある場合は、オンデマンドキャパシティモードが適しています。オンデマンドモードでは、使用した分に対してのみ料金が発生します。

テーブルをプロビジョニングされたキャパシティーモードとして設定した場合、I/O をまったく消費していなくても、プロビジョニングされたキャパシティーに対して課金されます。そのため、アカウントに未使用の DynamoDB テーブルがある場合は、オンデマンドモードを使用して未使用のテーブルのコストを削減します

プロビジョンド型キャパシティーモード

プロビジョニングされたキャパシティモードは、予測可能なアプリケーショントラフィックが一貫している、または徐々に増加する場合に適したオプションです。このモードを使用して、キャパシティ要件を予測し、コストを制御します。

リザーブドキャパシティ

特定の AWS リージョンでの DynamoDB の読み取りおよび書き込みスループットの必要性を予測できる場合は、DynamoDB のリザーブドキャパシティを使用してコストを削減します。DynamoDB リザーブドキャパシティでは、プロビジョニングされたキャパシティの基本レベルで前払いのコミットメントを行うことができます。DynamoDB Standard-Infrequent Access (DynamoDB 標準 - IA) テーブルクラスを使用するテーブル、またはオンデマンドキャパシティ向けにリザーブドキャパシティをご利用いただくことはできません。

DynamoDB キャパシティモードの詳細については、「読み取り/書き込みキャパシティモード」を参照してください。

DynamoDB テーブルに適したテーブルクラスを選択して、ストレージコストを最適化する

DynamoDB Standard-IA テーブルクラスを使用すると、定期的にアクセスしないデータを格納するテーブルのコストを削減できます。これは、アプリケーションログや古いソーシャルメディアの投稿など、あまり使用しないデータを長期間保存する必要がある場合に適したオプションです。ただし、このテーブルクラスの DynamoDB の読み取りと書き込みの料金は標準テーブルよりも高くなることに注意してください。

DynamoDB テーブルクラスの詳細については、「テーブルクラス」を参照してください。

DynamoDB のコスト配分タグを使用する

DynamoDB のタグ付けにより、DynamoDB の請求書をきめ細かく把握できます。テーブルにタグを割り当て、タブごとのコスト内訳を確認して、使用状況によるコスト最適化に役立てることができます。DynamoDB のコスト配分レポートの詳細については、「Introducing cost allocation tags for Amazon DynamoDB」(Amazon DynamoDB のコスト配分タグのご紹介) を参照してください。

コスト配分タグの詳細については、「コスト配分タグの使用」を参照してください。

その他の最適化の方法については、「DynamoDB テーブルのコストの最適化」を参照してください。


関連情報

Amazon DynamoDB 料金

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