Amazon Elastic File System (Amazon EFS) ファイルシステムをバックアップして、新しいファイルシステムに復元したいと考えています。
解決策
AWS Backup を使用して EFS ファイルシステムをバックアップし、データを保護するのがベストプラクティスです。
AWS Backup で EFS ファイルシステムをバックアップする
次の手順を実行します。
- AWS Backup コンソールを開きます。
- ナビゲーションペインの [マイアカウント] で、[設定] を選択します。
- [サービスのオプトイン] で、[リソースを設定] を選択します。
- [リソースの構成] ページで EFS を有効にし、[確認] を選択します。
- [ダッシュボード] を選択し、[オンデマンドバックアップの作成] を選択します。
- [リソースタイプ] メニューで、[EFS] を選択します。次に、ファイルシステム ID を選択します。
- [バックアップ期間] セクションで [今すぐバックアップを作成] を選択すると、すぐにバックアップが開始されます。保存したリソースは、[保護されたリソース] ページで確認できます。
- [合計保持期間] の値を入力します。
- (オプション) [コールドストレージ] への移行値を入力します。
- [合計保持期間] で [日数] を選択し、バックアップを保持する日数を入力します。
- [バックアップボールト] で、既存のボールトのいずれかを選択するか、[新しいボールトを作成] を選択します。[新しいボールトを作成] を選択すると、ボールトを作成するための新しいページが開きます。新しいボールトを作成したら、[オンデマンドバックアップの作成] ページに戻ります。
- IAM ロールには、[デフォルトロール] を選択します。
- (オプション) オンデマンドバックアップにタグを割り当てるには、[タグを追加] を選択します。次に、キーとオプションの値を入力します。
- [オンデマンドバックアップの作成] を選択します。
- [ジョブ] ページで、リソースのバックアップジョブ ID を選択し、バックアップジョブのステータスが Completed に変わったことを確認します。
注: Amazon EFS コンソールを使用してファイルシステムを作成する場合、自動バックアップはデフォルトで有効になっています。バックアッププランの設定を編集することで、ファイルシステムをバックアップする頻度を選択できます。ファイルシステムをすぐにバックアップするには、オンデマンドバックアップを作成します。
AWS Backup で EFS ファイルシステムを復元する
次の手順を実行します。
- AWS Backup コンソールを開きます。
- ナビゲーションペインで、[ボールト] を選択します。
- バックアップボールトを選択し、最後に完了したバックアップを選択します。
- [アクション]、**[復元]**の順に選択します。
- [バックアップの復元] ページで、バックアップを設定します。
リソースの種類: [完全復元] を選択すると、すべてのルートレベルフォルダとファイルを含む、ファイルシステム全体が復元されます。[アイテムレベルの復元] を選択すると、ファイルシステム内の特定の項目を最大 5 つまで復元できます。
復元場所: ソースファイルシステムに復元するには、[ソースファイルシステムのディレクトリに復元] を選択します。別のファイルシステムに復元するには、[新しいファイルシステムに復元] を選択します。
ファイルシステムの種類: [地域] を選択します。複数のアベイラビリティーゾーンにデータを保存するため、このオプションを使用するのがベストプラクティスです。
パフォーマンス: [汎用] を選択します。
ファイルシステムを暗号化するには、[暗号化を有効にする] を選択します。使用する AWS Key Management Service (AWS KMS) キーをリストから選択します。AWS KMS コンソールでプライマリキー ID とエイリアスを作成すると、リストに表示されます。
- [デフォルトロール] を選択し、[バックアップの復元] を選択します。
- 復元された EFS ファイルシステムの状態を確認するには、[ジョブ] ページに移動します。[ジョブの復元] タブを選択してファイルシステムを探します。
- ジョブのステータスが Completed に変わったら、Amazon EFS コンソールを開きます。ナビゲーションペインで [ファイルシステム] を選択すると、復元されたファイルシステムが表示されます。
注: 復元されたファイルシステムは、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンスにマウントできます。そのインスタンスから、復元されたファイルとディレクトリにアクセスできます。
関連情報
バックアップのパフォーマンス
バックアップの一貫性