Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS) クラスターに Kubernetes ダッシュボードをセットアップしたいと考えています。
解決策
解決策を完了する前に、次のものが必要です。
- kubectl と helm バイナリを備えた Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンスまたはユーザーシステム。
- 適切な Amazon EKS クラスターを指す設定済みの kubeconfig ファイル。詳細については、「kubeconfig ファイルの自動作成」を参照してください。
Kubernetes ダッシュボードをデプロイする
Kubernetes ダッシュボードを Amazon EKS クラスターにデプロイするには、次のコマンドを実行します。
$ DASHBOARD_VERSION="7.4.0"
$ helm repo add kubernetes-dashboard https://kubernetes.github.io/dashboard/
$ kubectl create ns kubernetes-dashboard
$ helm upgrade --install kubernetes-dashboard kubernetes-dashboard/kubernetes-dashboard --namespace kubernetes-dashboard --version ${VERSION}
注: DASHBOARD_VERSION を適切な Kubernetes ダッシュボードのリリースタグ値に置き換えてください。
Kubernetes ダッシュボードをデプロイする方法の詳細については、Kubernetes ウェブサイトの「Deploying the Dashboard UI」を参照してください。利用可能な最新のリリースタグを確認するには、GitHub ウェブサイトの「Kubernetes Dashboard release」ページを参照してください。
Kubernetes ダッシュボード UI にアクセスする
Kubernetes ダッシュボード UI にアクセスするには、次の手順を実行します。
- Amazon EC2 インスタンスのローカルポートからのすべてのリクエストを Kubernetes ダッシュボードサービスポートにルーティングします。ポート転送を有効にするには、次のコマンドを実行します。
$ kubectl -n kubernetes-dashboard port-forward svc/kubernetes-dashboard-kong-proxy 8443:443 --address Amazon_EC2_Private_IP
**注:**Amazon_EC2_Private_IP を Amazon EC2 インスタンスのプライベート IP アドレスに置き換えてください。
- Kubernetes ダッシュボードにアクセスするには、次のアドレスを使用してください。https://Amazon_EC2_Public_IP:8443
- プロンプトが表示されたら、トークンまたは kubeconfig ファイルを入力します。
- Kubernetes Dashboard ログインページで認証用のベアラートークンを取得するには、ローカルコンピュータのターミナルから次のコマンドを実行します。
$ aws eks get-token --cluster-name ClusterName --region Region | jq -r '.status.token'
注: ClusterName と Region をご使用のクラスター名と AWS リージョンに置き換えてください。
- ターミナル出力からトークンをコピーします。
- ブラウザの Kubernetes ダッシュボード ログインページのポップアップウィンドウで、[トークン] を選択します。コピーしたトークンを [トークンの入力] ボックスに入力します。
- [ログイン] を選択して、ブラウザで Kubernetes ダッシュボードにアクセスします。
関連情報
GitHub ウェブサイトの「Kubernetes Dashboard」