Network Load Balancer 用の、Application Load Balancer タイプのターゲットに関するヘルスチェックの問題をトラブルシューティングする方法を教えてください。

簡単な説明

注: アーキテクチャの詳細については、「Network Load Balancer 用の Application Load Balancer タイプのターゲットグループ」を参照してください。

Application Load Balancer タイプのターゲットグループを使用するには、ロードバランサーが同じ仮想プライベートクラウド (VPC) と AWS アカウントにある必要があります。

両方のロードバランサーでヘルスチェックを設定します。ヘルスチェックプロトコルには、HTTP または HTTPS を選択できます。Network Load Balancer のヘルスチェックは、Application Load Balancer に送信されます。次に、Application Load Balancer はそれらをターゲットに転送します。

解決策

Application Load Balancer タイプのターゲットグループのヘルスチェックが失敗した場合のトラブルシューティングを行うには、次の設定を確認します。

Network Load Balancer

Network Load Balancer のセキュリティグループとネットワークアクセスコントロールリスト (ネットワーク ACL) の設定を確認します。

セキュリティグループの設定

セキュリティグループがヘルスチェックトラフィックを許可していることを確認します。

ネットワーク ACL の設定

ネットワーク ACL がヘルスチェックリクエストを転送し、Application Load Balancer からのヘルスチェック応答を受け入れることができることを確認します。

Application Load Balancer

Application Load Balancer のセキュリティグループ、ネットワーク ACL、リスナー、構成されたパス設定を確認します。

セキュリティグループの設定

セキュリティグループが Network Load Balancer からヘルスチェックトラフィックを受信し、ターゲットに転送することを確認します。

ネットワーク ACL の設定

ネットワーク ACL が Network Load Balancer からのヘルスチェックリクエストを受け入れ、ターゲットに転送できることを確認します。

ネットワーク ACL がターゲットからのヘルスチェック応答を受け入れ、それを Network Load Balancer に転送できることを確認します。

ヘルスチェックの設定

Application Load Balancer のターゲットが正常かどうかを確認します。

リスナーとパスの設定

ターゲットの Application Load Balancer は、Network Load Balancer からヘルスチェックリクエストを受け取ります。リクエストを受信するには、リスナーのポートとプロトコルが Network Load Balancer で設定されているヘルスチェックポートとプロトコルと一致する必要があります。

Network Load Balancer のヘルスチェック設定で設定されているパスが有効であることを確認します。Application Load Balancer の背後にあるターゲットが設定されたパスに応答できることを確認します。デフォルトは / です。必要に応じてパスを変更します。

関連情報

ターゲットとしての Application Load Balancer