DynamoDB アクセラレータ (DAX) オペレーションで「ThrottlingException」(スロットリング例外) を解決する方法を教えてください。

簡単な説明

DAX はクラスターの CPU 使用率を監視します。CPU 使用率が高過ぎる場合、DAX はリクエストを制限します。そのため、ThrottlingException は DAX が読み取るまたは書き込む操作のリクエストを受け入れる速度を制限します。

DAX によって操作がスロットリングされる可能性を減らすには、以下のベストプラクティスに従って CPU 使用率を下げてください。

解決方法

Amazon CloudWatch で以下のメトリクスを使って DAX の CPU 使用率を追跡し、スロットリングを回避してください。

• ThrottledRequestCount メトリクスを監視して、DAX によってスロットリングされたリクエストの数を特定します。
• CPUUtilization メトリクスを使って、ノードまたはクラスターの CPU 使用率を特定します。
• TotalRequestCount を使って、クラスターで処理されるリクエスト数が増加しているかどうかを確認します。
• GetItemRequestCount、PutItemRequestCount、QueryRequestCount、または ScanRequestCount などのオペレーションに固有のメトリクスを使って、オペレーションのリクエストの急増を特定します。
• ItemCacheMisses、QueryCacheMisses、またはScanCacheMisses を使って、キャッシュミスの増加を特定します。

使用できるメトリクスの詳細については、「DAX メトリクス」を参照してください。

CPU 使用率が常に高く、クラスターへの読み取りまたは書き込みトラフィックが増加している場合は、クラスターをスケールアウトまたはスケールアップしてください。

• CPU 使用率が高く、キャッシュミスが少ないのに読み取りトラフィックが増加する場合は、クラスターをスケールアウトします。詳細については、「水平スケーリング」を参照してください。
• CPU 使用率が高く、キャッシュミスが多いために書き込みトラフィックが増加している場合は、クラスターをスケールアップしてください。詳細については、「垂直スケーリング」を参照してください。

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