モデルをオーバーライドし、AWS IoT SiteWise の特定のアセットでメトリクスを無効にする方法を教えてください。

簡単な説明

AWS IoT SiteWise アセットは、モデルレベルで設定したメトリクスと測定値を継承します。属性を使用すると、継承されたメトリクスまたは測定値から単一のアセットを除外できます。

属性を作成してから、その属性のメトリクス式を更新して if 条件を含める必要があります。次に、メトリクスを適用しないアセットの属性値を更新します。

解決策

属性を作成する

次の手順を実行します。

1. AWS IoT SiteWise コンソールを開きます。
2. ナビゲーションペインで [モデル] を選択します。
3. [モデル] ページで該当するモデルを選択し、[編集] を選択します。
4. [定義] の [プロパティタイプ] で [属性] を選択し、[新しい属性を追加] を選択します。
5. 属性には、次の情報を入力します。
   [名前] に属性の名前を入力します (例: metricEnabled)
   [データ型] で [Boolean] を選択します。
   [デフォルト値] に [True] を選択します。
6. [保存] を選択します。

このモデルは、値が True である metricEnabled 属性を、そのモデルを使用するすべてのアセットに適用します。

メトリクス式を更新する

次の手順を実行します。

1. AWS IoT SiteWise コンソールを開きます。
2. ナビゲーションペインで [モデル] を選択します。
3. [モデル] ページで該当するモデルを選択し、[編集] を選択します。
4. [定義] の [プロパティタイプ] で [メトリクス] を選択し、無効にするメトリクスを選択します。
5. [式] で式を行進し、属性に if 条件を追加します。例: if({metricEnabled},avg({Wind Speed}),none)
6. [保存] を選択します。

Average Wind Speed メトリクスで metricEnabled が有効になったため、このメトリクスはモデル内のすべてのアセットを監視するようになります。

属性値を更新する

次の手順を実行します。

1. AWS IoT SiteWise コンソールを開きます。
2. ナビゲーションペインで [アセット] を選択します。
3. [アセット] ページで該当するアセットを選択し、[編集] を選択します。
4. [プロパティ] の [プロパティタイプ] で [属性] を選択します。
5. metricEnabled で [False] を選択します。
6. [保存] を選択します。

完了すると、単一アセットに関する Average Wind Speed メトリクスが無効になります。

注: 新しいアセットでメトリクスを無効にするには、アセットを作成する際に、属性値を False に設定します。