Windows Lightsail インスタンスを Amazon EC2 インスタンスに移行してトラブルシューティングを行う方法を教えてください。

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Windows 上で稼働する Amazon Lightsail インスタンスがあり、トラブルシューティングが必要です。Lightsail インスタンスを Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンスに移行したいと考えています。

簡単な説明

アクセスできない Lightsail インスタンスに接続してトラブルシューティングを行うには、Lightsail インスタンスのスナップショットを作成してから、それを Amazon EC2 にエクスポートします。

トラブルシューティング以外の理由で Lightsail インスタンスを Amazon EC2 にエクスポートする場合は、「Create a snapshot of your Lightsail Windows Server instance」を参照してください。

重要:

  • エクスポートされたスナップショットには、Lightsail インスタンスのパブリック IP アドレスまたはプライベート IP アドレスは保持されません。
  • エクスポートプロセスは、一方向にしか機能しません。Amazon EC2 から Lightsail にインスタンスをエクスポートすることはできません。
  • Windows Server 2016 以降の Windows オペレーティングシステムでは、インスタンスへの初回ログイン時にエラーメッセージが表示されることがあります。エラーは「パスワードを使用できません」と表示されます。 この問題を解決するには、Lightsail インスタンスで使用したのと同じ認証情報を使用して、EC2 インスタンスにログインします。初回ログイン後にパスワードを変更してください

解決策

Lightsail スナップショットを作成してエクスポートする

Lightsail スナップショットを作成してエクスポートするには、次の手順を実行します。

  1. Amazon Lightsail コンソールを開きます。
  2. Lightsail インスタンスのスナップショットを作成します
  3. ホームページの [スナップショット] タブを開きます。Lightsail インスタンスのドロップダウンリストを展開します。
  4. スナップショットメニュー (縦に並んだ点) を開き、[Amazon EC2 にエクスポート] を選択します。
  5. ダイアログボックスの情報を確認し、[はい、続行します] を選択します。

注: ソース Lightsail インスタンスやブロックストレージディスクのサイズと設定によっては、エクスポートの実行に長時間かかる場合があります。エクスポートの進行状況を確認するには、2 つの歯車のアイコンを選択して [タスクモニタ] にアクセスします。次に、ドロップダウンメニューから対象のタスク名を選択します。

エクスポートしたスナップショットから新しい EC2 インスタンスを作成する

エクスポートしたスナップショットを使用して新しい EC2 インスタンスを作成するには、次の手順を実行します。

  1. Amazon EC2 コンソールを開きます。
  2. [AMI] を選択します。
  3. エクスポートした Amazon マシンイメージ (AMI) を選択し、[起動] を選択します。
  4. EC2 インスタンスのインスタンスタイプネットワーク設定を選択します。
    注: 既存のキーペアがない場合は、[新しいキーペアの作成] を選択します。キーペアを作成し、それをダウンロードした後、インスタンスを起動します。詳細については、「Amazon EC2 のキーペアと Amazon EC2 インスタンス」を参照してください。
  5. インスタンスが稼働してステータスチェックに合格すると、そのインスタンスに接続できます。

Lightsail スナップショットからのデータのトラブルシューティングまたは復旧

Lightsail スナップショットからデータを復旧するには、次の手順を実行します。

  1. エクスポートしたスナップショットと同じ AWS リージョンで Windows EC2 インスタンスを起動します。これがヘルパーインスタンスになります。インスタンスが起動されたアベイラビリティーゾーンを書き留めます。
  2. [スナップショット] を選択し、スナップショットを選択します。
  3. [アクション][ボリュームの作成] の順に選択します。ボリュームは、必ずヘルパーインスタンスと同じアベイラビリティーゾーンに作成してください。
  4. ボリュームが使用可能な状態になったら、[アクション][アタッチ] の順に選択して、ボリュームをヘルパーインスタンスにアタッチします。
  5. ヘルパーインスタンスに接続し[ディスクの管理] を開きます。
  6. データを調査または取得するには、セカンダリボリュームをオンラインにします。
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