AWS Config のコストを最適化しつつ、リソース設定を効果的に管理する必要があります。
簡単な説明
AWS Config は、AWS リソース設定のアセスメント、監査、評価のために使用されるサービスです。ただし、インフラストラクチャが拡大し変化するにつれて、AWS Config のコストが予想外に増加する可能性があります。
AWS Config サービスの請求は、主に 3 つの要素によって決定されます。
- 記録された設定項目の数
- アクティブな AWS Config ルールの評価数
- アカウント内の適合パックの評価数
解決策
AWS Config のコストを最適化し、効果的なリソース設定管理を維持するには、次の戦略に従ってください。
コスト要因を分析する
AWS Config のコストに影響を与えている主なリソースを特定するには、Amazon Athena クエリを作成します。これらのクエリは、AWS Config データを分析し、最も多くの設定項目を生成しているリソースを特定するのに役立ちます。
クエリを作成するには、「Identifying resources with the most configuration changes using AWS Config」(AWS Config を使用して設定変更が最も多いリソースを特定する) を参照してください。
コスト最適化戦略
効果的なリソース管理を維持しながら AWS Config のコストを最適化するには、次のベストプラクティスを実装してください。
特定のリソースタイプのみを記録する
- コンプライアンスとセキュリティ要件を確認します。
- これらの要件に基づいて、追跡する必要があるリソースタイプのみを記録するように AWS Config を設定します。
- 生成される設定項目の数を減らすと、コストに直接影響を与えることができます。
グローバルリソースの記録を最適化する
AWS Identity and Access Management (IAM) リソースなどのグローバルリソースについては、必要な AWS リージョンでのみ記録します。これにより、リージョン間での記録の重複や不必要なコスト増加を防ぐことができます。
記録頻度を調整する
- さまざまなリソースタイプに対する監視ニーズを評価します。
- これらのリソースの一般的な変更頻度と、それらが業務にとってどれほど重要であるかに基づいて、記録の頻度を最適化してください。
- 重要度の低いリソースや変更頻度の低いリソースについては、記録頻度を減らします。
冗長または不要なルールを削除する
- AWS Config ルールを確認して、冗長なルールや不要になったルールを特定します。
- これらのルールを削除または無効にして、実行される評価数を減らしてください。
適合パックを適切に使用する
- 適合パックは複数のルールを管理するのに役立ちますが、コストに影響する可能性があります。
- 特定のユースケースでは、個別のルールの方が費用対効果が高いかどうかを評価してください。
Amazon S3 バケットのライフサイクルポリシーを実装する
- AWS Config は、設定履歴とスナップショットファイルを Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) バケットに保存します。
- ライフサイクルポリシーを実装して、古いデータをより安価なストレージ階層に自動的に移動したり、指定した保存期間後に自動的に削除したりします。
監視と調整
- AWS Config の使用量とコストを定期的に確認します。
- AWS Cost Explorer と詳細な請求レポートを使用して、長期的に費用を追跡します。
- インフラストラクチャやコンプライアンスのニーズの変化に合わせて設定を調整できるように準備しておきます。
予想外のコスト増加
AWS Config サービスの使用量やコストが予期せず大幅に増加した場合は、次のアクションを実行してください。
- 直ちに AWS Config の設定を見直して、記録設定やルール評価に意図しない変更がないことを確認します。
- 最近のインフラストラクチャの変更によって、多数の設定項目の記録が開始された可能性がないかを確認します。
- Athena クエリを使用して設定項目の急増を分析し、原因となっている個別のリソースまたはリソースタイプを特定します。
- 問題を十分に調査して対処するまで、重要でないルールを一時的に無効にするか、重要度の低いリソースタイプの記録頻度を減らすことを検討します。
関連情報
AWS Config の料金
Cost optimization recommendations for AWS Config (AWS Config のコスト最適化に関する推奨事項)