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Aurora MySQL 互換 DB クラスターの CPU とメモリの使用状況を確認する方法を教えてください。

所要時間2分
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Amazon Aurora MySQL 互換 DB クラスターの CPU とメモリの使用状況を確認したいと考えています。

解決策

CloudWatch Database Insights を使用する

重要: 2025 年 11 月 30 日に Performance Insights のサポートは終了します。2025 年 11 月 30 日までに、Database Insights の Advanced モードにアップグレードしてください。アップグレードしない場合、Performance Insights を使用する DB クラスターは、デフォルトで Database Insights の Standard モードを使用します。実行計画とオンデマンド分析は、Database Insights の Advanced モードでのみサポートされます。クラスターがデフォルト設定により Standard モードを使用する場合、コンソールでこれらの機能を使用できない可能性があります。Advanced モードの有効化については、「Amazon RDS で Database Insights の Advanced モードを有効にする」および「Amazon Aurora で Database Insights の Advanced モードを有効にする」を参照してください。

Amazon CloudWatch Database Insights には、Aurora MySQL DB クラスターの CPU とメモリの使用状況を監視するためのメトリクスとカウンターが用意されています。これらのメトリックには、Database Insights の Standard モードでアクセスできます。

これらのメトリクスを表示するには、次の手順を実行します。

  1. [Amazon CloudWatch コンソール] を開きます。
  2. ナビゲーションペインで [Database Insights] を選択します。
  3. データベースビュー [データベースインスタンス] を選択し、目的の DB インスタンスを選択します。
  4. [データベーステレメトリ] セクションで [メトリクス] を選択します。

Database Insights にはデフォルトで、I/O 操作、ネットワークスループットなどの一般的な目的に基づく定義積みウィジェットが用意されています。

独自のカスタムウィジェットを作成することで、下記の例を含む CPU とメモリ使用量に関連する CloudWatch メトリクスを表示することもできます。

  • CPU 使用率のパーセンテージに関するレポートには、CPUUtilization を使用します。
  • 利用可能な RAM 容量をバイト単位で表示するには、FreeableMemory を使用します。

注: Aurora Serverless v2 では、CPUUtilization および FreeableMemory の計算ロジックは、プロビジョンドインスタンスクラスとは異なります。詳細については、「Aurora Serverless v2 での重要な Amazon CloudWatch メトリクス」を参照してください。

Performance Insights のカウンターメトリクスをカスタムウィジェットに追加できます。[OS プロセス] タブに移動し、個別のプロセスレベルでの CPU とメモリの使用状況を確認することもできます。。詳細については、「RDS コンソールで OS のメトリクスを確認する」を参照してください。

これらのメトリクスを表示するには、DB クラスターで拡張モニタリングを有効にします。詳細については、「拡張モニタリングの設定と有効化」を参照してください。

Performance Schema を使用する

Aurora MySQL DB クラスターで Performance Schema が有効な場合、メモリ概要テーブルをクエリすることで、メモリを消費する MySQL コンポーネントを確認できます。

コンポーネントの例:

  • memory_summary_global_by_event_name: イベントタイプ別のメモリ使用量。
  • memory_summary_by_account_by_event_name: ユーザーおよびイベントタイプ別のメモリ使用量。
  • memory_summary_by_host_by_event_name: ホストおよびイベントタイプ別のメモリ使用量。
  • memory_summary_by_thread_by_event_name: スレッドおよびイベントタイプ別のメモリ使用量。
  • memory_summary_by_user_by_event_name: ユーザーおよびイベントタイプ別のメモリ使用量。

メモリ計測を有効にするには、setup_instruments テーブルでインストルメントの [ENABLED] 列を YES に設定します。

UPDATE performance_schema.setup_instruments SET ENABLED = 'YES' WHERE NAME LIKE 'memory/';

MySQL のスレッドが割り当てたメモリを監視するには、次のクエリを実行して確認します。

mysql > SELECT * FROM sys.memory_by_thread_by_current_bytes;

Aurora MySQL DB Instance の FreeableMemory が低い場合、これらのテーブルがトラブルシューティングの参考になります。

注: Performance Insights では、データベースエンジンが生成する追加のカウンターを利用できます。Performance Insights を有効にする方法については、「Aurora で Performance Insights を有効化、無効化する」を参照してください。

関連情報

Amazon Aurora クラスターのメトリクスを監視する

Database Instance Dashboard に CloudWatch Database Insights を表示する

Amazon RDS と Amazon Aurora のパフォーマンスとイベントの可視性を改善する

拡張モニタリングを使用して Amazon RDS の OS メトリクスをリアルタイムかつフレキシブルな詳細度で監視する

拡張モニタリングの設定と有効化

AWS公式更新しました 2ヶ月前
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