終了した Amazon EC2 インスタンスを再作成するにはどうしたらよいですか？

解決策

Amazon EC2 インスタンスの終了の一環として、このインスタンスに関連付けられているインスタンスストアボリュームのデータが削除されます。デフォルトでは、 ルート Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) ボリュームは、自動で削除されます。
オリジナルの Amazon EC2 インスタンスや、終了プロセスの一環として削除されたボリュームを復元することはできません。ただ、以下の方法を使用すれば、終了したインスタンスを再度作成することはできます。

• Amazon EBS スナップショット または Amazon マシンイメージ (AMI) バックアップを使用すると、終了した Amazon EC2 インスタンスから作成された 代替 EC2 インスタンスが起動します 。
• 終了したインスタンスから別の EC2 インスタンスにEBS ボリューム をアタッチします。これによって、これらのボリュームに含まれるデータにアクセスすることができます。

これらの方法を使用すると、インスタンスの終了とボリュームの削除を防止できます。

• EC2 インスタンスを起動するときに EBS ボリュームの終了保護を有効にします。このオプションを有効にしておくと、後ほどインスタンスが終了しても、EBS ルートボリュームが削除されることはありません。後からルートボリュームを代替の EC2 インスタンスにアタッチすることができます。詳細については、 「Amazon EC2 インスタンスを終了したときに Amazon EBS ボリュームが削除されないようにするにはどうすればよいですか？」をご参照ください。
• これによって、インスタンスを終了するのではなく停止するようにインスタンスのシャットダウン動作を設定することができます。詳細については、 「インスタンスによって起動したシャットダウン動作の変更」をご参照ください。
• インスタンスが Amazon EC2 Auto Scaling グループの一部である場合は、終了ポリシーをカスタマイズするか、スケールイン保護を使用できます。詳細については、 「スケールイン中にどの Auto Scaling インスタンスを終了させるかを制御する」を後参照ください。
• 終了保護を使用すると、今後この問題の発生を防ぐことができます。Amazon Data Lifecycle Manager および AWS Backupを使用して、スナップショットを自動化することもできます。

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