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Amazon SES でのソフトバウンスを監視する方法を教えてください。

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Amazon Simple Email Service (Amazon SES) を使用してメールを送信したところ、配信に失敗します。この配信失敗がソフトバウンスであるかどうか判断したいと考えています。

簡単な説明

ソフトバウンスまたは一時バウンスは、一時的な障害が原因で受信者のメールサーバーによって拒否されたバウンスメールです。ソフトバウンスを引き起こす一時的障害の例を次に示します。

  • 受信者のメールボックスに空きがない。
  • 受信者のメールボックスが一時的に利用できない。
  • 過負荷状態のサーバー。

注: Amazon SES は、ソフトバウンスを複数回再試行します。

解決策

Amazon SES でソフトバウンスを監視するには、Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) を使用して通知の設定を行います。バウンスを受信すると、Amazon SNS 通知がトリガーされます。Amazon SES イベント発行を設定し、メール送信イベントを追跡することもできます。

ソフトバウンスが配信失敗の原因かどうか判断するには、Amazon SNS 通知で bounce object タイプのコンテンツを確認します。bounceType の値が Transient の場合は、ソフトバウンスの発生を示しています。ソフトバウンスの種類を判断するには、bounceSubType 値を確認します。

Amazon SNS 通知の例:

 {
       "notificationType":"Bounce",
       "bounce":{
          "bounceType":"Transient",
          "reportingMTA":"dns; email.example.com",
          "bouncedRecipients":[
             {
                "emailAddress":"jane@example.com",
                "status":"4.1.1",
                "action":"failed",
                "diagnosticCode":"smtp; 550 5.1.1 <jane@example.com>User mailbox full"
             }
          ],
          "bounceSubType":"MailboxFull",
          "timestamp":"2016-01-27T14:59:38.237Z",
          "feedbackId":"00000138111222aa-33322211-cccc-cccc-cccc-ddddaaaa068a-000000",
          "remoteMtaIp":"127.0.2.0"
       },

上記の例では、bounceTypeTransient と表示されているため、バウンスタイプはソフトバウンスです。bounceSubType 値は MailboxFull と表示されているため、そのソフトバウンスの種類は、メールボックスの容量不足です。

詳細については、「バウンスの種類」を参照してください。

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AWS公式更新しました 3ヶ月前
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