CloudWatch アラームを作成して Amazon RDS の空きストレージ容量を監視し、ストレージがフルになる問題を防ぐにはどうすればよいですか?

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Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) の DB インスタンスが STORAGE_FULL 状態で、DB インスタンスが応答を停止しています。

簡単な説明

ストレージがフルになる問題を防ぐには、Amazon CloudWatch コンソールまたは AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI) を使用して、ストレージスペースを監視するアラームを作成します。具体的には、FreeStorageSpace メトリックが定義済みのしきい値に達したときに通知するアラームを作成します。これにより、Amazon RDS DB インスタンスのストレージが不足したときに発生するダウンタイムを防ぐことができます。

注: Aurora データベースには FreeStorageSpace メトリックはありません。したがって、これらの手順は RDS データベースにのみ適用されます。

解決策

注: AWS CLI コマンドの実行時にエラーが発生する場合は、「AWS CLI エラーのトラブルシューティング」を参照してください。また、AWS CLI の最新バージョンを使用していることを確認してください。

  1. CloudWatch コンソールを開きます。
  2. ナビゲーションペインの [アラーム] で、[すべてのアラーム] を選択します。
  3. [アラームの作成] を選択し、[メトリックの選択] を選択します。
  4. FreeStorageSpace メトリクスを検索します。
  5. [RDS] を選択し、Per-Databaseメトリクスを選択します。
  6. モニタリングするインスタンスについて、DB インスタンス識別子 FreeStorageSpace メトリックスを選択します。
  7. [統計][最小] に設定し、[期間][1分] に設定します。
  8. [条件] セクションで、しきい値を設定します。たとえば、[Lower/Equal] を選択し、次にしきい値を指定します。
    注: パラメータの値はバイト単位で指定する必要があります。たとえば、10 GB は 10,737,418,240 バイトです。
  9. [次へ] を選択します。
  10. [アクションの設定] ページのアラーム状態で、[アラーム] を選択します。
  11. [SNS トピックの選択] から、[新しいトピックの作成] を選択します。
  12. トピック名を入力します。例: rds-storage-alarm.
  13. [通知を受け取るメールエンドポイント] には、メールアドレスを入力します。
  14. [トピックの作成] を選択します。このアクションにより、指定したアドレスに確認メールが送信されます。
  15. AWS 通知から受信した E メール通知を開き、[登録の確認] を選択します。
  16. CloudWatch コンソールの [アクションの設定] ページに戻ります。
  17. [次へ] を選択します。
  18. アラームの名前と説明を入力し、[次へ] を選択します。
  19. メトリクスのプレビューを確認して、[アラームの作成] を選択します。

アラームを作成したら、[Amazon RDS コンソール] を開き、ナビゲーションペインから [データベース] を選択します。データベースの名前を選択し、[監視] タブを選択すると、FreeStorageSpace のメトリックが表示されます。

また、しきい値が低い場合は、2 つ目のクリティカルアラームを作成するのもベストプラクティスです。たとえば、最初のアラームを 25 GB に設定し、2 番目のクリティカルアラームを 10 GB に設定できます。

ストレージがフルになる問題を防ぐその他の方法については、次の方法を使用してください。

詳細については、「Amazon RDS インスタンスでのメトリクスのモニタリング」を参照してください。RDS DB インスタンスのストレージが既にフルになっている場合は、「Amazon RDS DB インスタンスがストレージを使い果たしたときに発生する問題を解決するにはどうすればよいですか?」を参照してください。

関連情報

Amazon CloudWatch アラームの使用

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