Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) バケットに変更を加えても、変更が AWS Storage Gateway ファイル共有に反映されません。
簡単な説明
ファイル共有を使用してローカルでキャッシュにファイルを書き込むと、Storage Gateway はファイル共有キャッシュを自動的に更新します。ただし、Amazon S3 にファイルを直接アップロードする場合、Storage Gateway はキャッシュを自動的に更新しません。Amazon S3 にファイルを直接アップロードする場合、ファイル共有で変更を反映するには、RefreshCache 操作を実行する必要があります。複数のファイル共有がある場合は、各ファイル共有で RefreshCache 操作を実行する必要があります。
解決策
**注:**AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI) コマンドの実行中にエラーが発生した場合は、「AWS CLI エラーのトラブルシューティング」を参照してください。また、使用している AWS CLI が最新バージョンであることを確認してください。
Storage Gateway コンソールまたは AWS CLI を使用して、キャッシュを手動で更新できます。Storage Gateway コンソールを使用して、自動キャッシュ更新スケジュールを設定することもできます。
キャッシュを手動で更新する
ストレージゲートウェイコンソール
Storage Gateway コンソールを使用してキャッシュを手動で更新するには、「Storage Gateway コンソールを使用して手動でキャッシュを更新する」を参照してください。
AWS CLI
次の手順を実行します。
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list-file-shares コマンドを実行します。
$ aws storagegateway list-file-shares
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更新するキャッシュを含むファイル共有の Amazon リソース番号 (ARN) をコピーします。次に、refresh-cache コマンドを実行し、--file-share-arn の値として ARN を入力します。
$ aws storagegateway refresh-cache --file-share-arn arn:aws:storagegateway:eu-west-1:12345678910:share/share-FFDEE12
自動キャッシュ更新スケジュールの設定
Storage Gateway を設定するには、「Storage Gateway で RefreshCache 操作を自動化する方法を教えてください」を参照してください。
詳細については、「Storage Gateway コンソールを使用した自動キャッシュ更新スケジュールの設定」を参照してください。
注: 自動キャッシュ更新は、**有効期限 ** (TTL) 設定に依存します。TTL は、ファイルゲートウェイファイル共有内のディレクトリに初めてアクセスしてから、最後に更新されるまでの経過時間です。ファイル共有にアクセスしたことがない場合、自動キャッシュ更新は機能しません。