Windows 版 Amazon WorkSpaces でオーディオとマイクの問題をトラブルシューティングするにはどうすればよいですか?

所要時間2分
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PCoIP ベースの Windows 版 Amazon WorkSpaces で音声が聞こえなかったり、またはマイクを使用できなかったりします。

解決方法

オーディオの問題

WorkSpaces アプリケーションのオーディオの問題をトラブルシューティングするには、次の操作を行います。

初期チェックを実行する

  • 最新の WorkSpaces クライアントアプリケーションを実行していることを確認します。
  • Workspace を再起動して、問題が解決したかどうかを確認します。
  • WorkSpace クライアントのラウンドトリップ時間 (RTT) が 100 ms 未満であることを確認します。RTT が 100 ms~250 ms の場合、ユーザーは WorkSpace にアクセスできますが、パフォーマンスは低下します。ロケーションからさまざまな AWS リージョンへの RTT を確認するには、Amazon WorkSpaces 接続ヘルスチェックを使用します。

Teradici 仮想オーディオドライバーを WorkSpace にインストールする

初期チェック後もオーディオの問題が発生する場合は、Teradici 仮想オーディオドライバーが WorkSpace にインストールされているかどうかを確認します。確認するには、Windows PC で問題が発生している WorkSpace で**[Device Manager]** (デバイスマネージャー) を開きます。次に、[Sound, video and game controllers] (サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラ) を選択 (ダブルクリック) します。ドライバーは、このセクションにリストされているはずです。ドライバーがこのセクションにリストされていない場合は、次の手順に従ってドライバーをインストールします。

  1. WorkSpace [Device Manager] (デバイスマネージャー) を開きます。
  2. [Action] (アクション) を選択し、[Add legacy hardware] (レガシーハードウェアの追加) を選択します。
  3. [Welcome to Add Hardware Wizard] (ハードウェアの追加ウィザードへようこそ) ウィンドウで、[] (次へ) を選択します。
  4. [Install the hardware that I manually select from a list (Advanced)] (リストから手動で選択したハードウェアをインストールする (高度な設定)) を選択し、[Next] (次へ) を選択します。
  5. [Show All Devices] (すべてのデバイスを表示) を選択し、[Next] (次へ) を選択します。
  6. [Have Disk] (ディスク使用) を選択します。
  7. [Copy manufacturer's files from] (製造元のファイルのコピー元) で、[Browse] (参照) を選択し、次のファイルを選択します: C:\Program Files\Teradici\PCoIP Agent\drivers\TeraAudio
  8. [OK] を選択します。
  9. [Teradici Virtual Audio Driver] (Teradici 仮想ドライバー) を選択し、[Next] (次へ) を選択します。
  10. [Finish] (完了) を選択します。

WorkSpace を再起動します。ドライバーは、[Device Manager] (デバイスマネージャー) の [Sound, video and game controllers] (サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラ) セクションに表示されているはずです。

Teradici 仮想オーディオドライバーをアクティブな再生デバイスとして設定する

次の手順に従って、Teradici 仮想オーディオドライバーがアクティブな再生デバイスとして設定されていることを確認します。

  1. WorkSpace に接続します。
  2. システムトレイで、スピーカーアイコンを右クリックし、[Sounds] (サウンド) を選択します。
  3. [Playback] (再生) タブを選択します。
    [Teradici Virtual Audio Driver] (Teradici 仮想オーディオドライバー) に緑色のチェックマークが付いているかどうかを確認します。

ドライバーに緑色のチェックマークが付いていない場合は、次の手順に従います。

  1. [Playback] (再生) タブの任意の場所を右クリックし、[Show disabled drivers] (無効化されているドライバーを表示) を選択します。
  2. Teradici Virtual Audio Driver (Teradici 仮想オーディオドライバー) を右クリックし、[Enable] (有効化する) を選択します。

これで、WorkSpace 内でオーディオを聴くことができます。

マイクの問題

Windows Server 2019 ベースの WorkSpaces には、デフォルトでマイクへのリモートアクセスを無効にする新しいプライバシー設定が含まれています。Windows の設定で必要なアクセス権を付与しない限り、アプリケーションはオーディオデバイスを検出できません。

  1. Windows Workspace で、[Start] (スタート) メニューを選択し、[Settings] (設定) を選択します。
  2. [Privacy] (プライバシー) を選択 (ダブルクリック) し、[App permissions] (アプリのアクセス許可) で [Microphone] (マイク) を選択します。
  3. [Allow apps to access your microphone] (アプリにマイクへのアクセスを許可する) で、[On] (オン) を選択します。

これで、マイクが WorkSpace 内で検出されるようになりました。WorkSpace の再起動は必要ありません。


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