WorkSpaces へのアクセスを制御する方法を教えてください。

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特定のデバイスと IP アドレスのみが WorkSpaces にアクセスできるように、Amazon WorkSpaces にアクセス制御を設定したいと考えています。

解決策

WorkSpaces へのアクセスは、アクセス制御オプション IP アドレスアクセス制御グループを使用して管理できます。

アクセス制御オプション

アクセス制御オプションを使用して WorkSpace へのアクセスを制限します。信頼されたデバイスに、オペレーティングシステム (OS) とルート証明書を指定します。

内部認証機関 (CA) が必要であり、次の証明書が必要になります。

  • 内部 CA によって生成されたWorkSpaces ディレクトリ用のルート証明書。
  • クライアントデバイスのルート証明書にリンクする、インストール済みのクライアント証明書。

WorkSpaces で証明書を作成してデプロイする方法については、「WorkSpaces Personal で信頼されたデバイスへのアクセスを制限する」を参照してください。

IP アドレスアクセス制御グループ

IP アドレスアクセス制御グループを作成して、WorkSpace への接続を許可されているパブリック IP アドレス範囲に基づいてアクセスを制限します。許可された IP アドレス範囲は、IP アドレスアクセス制御グループのナビゲーションペインで作成したグループで管理されます。

重要: IP アドレスアクセス制御グループにルールが含まれていることを確認してください。ディレクトリに割り当てられたIP アドレスアクセス制御グループが空である場合、WorkSpace にアクセスするすべてのユーザーにおいて、接続の問題が発生する可能性があります。

IP アドレスアクセス制御グループには次の制限が適用されます。

  • 1 つのディレクトリにつき、最大 25 個の IP アドレスアクセス制御グループが許可されます。
  • 各 AWS リージョンにつき、100 個の IP アドレスアクセス制御グループを使用できます。
  • ユーザーが NAT ゲートウェイまたは VPN 経由で WorkSpace にアクセスする場合は、パブリック IP アドレスからのトラフィックを許可するルールを作成します。
  • NAT を使用する場合は、動的 IP アドレスではなく、静的 IP アドレスを使用するように NAT を設定します。

詳細については、「WorkSpaces Personal 用の IP アドレスアクセス制御グループ」を参照してください。

: ユーザーのパブリック IP アドレスを見つけるには、http://checkip.amazonaws.com/ を使用してください。

WorkSpaces クライアントの IP アドレス

Amazon EventBridge を使用してワークスペースを監視することで、ユーザーのログイン元である WAN IP アドレスを取得できます。IP アドレスを取得するには、WorkSpaces イベントを処理するルールを作成し、clientIPAddress フィールドで WAN IP アドレスを確認します。

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