Amazon Inspector の Exploit available の値について

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Amazon Inspector の検出結果に含まれる Exploit available の値において、同一の CVE 脆弱性に対する検出で、以前 Exploit available の値が YES であったものが、NO に切り替わっていることがありました。 Exploit available は既知の Exploit の存在有無を示すものかと理解しているのですが、 YES(既知の Exploit が存在する)から NO(既知の Exploit が存在しない)と判定される理由がわかりかねています。(NOからYESへの変遷であれば、以前は既知の Exploit が存在しなかったものから、存在を確認できたという動きは自然に理解できるため)

質問済み 4ヶ月前130ビュー
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Amazon Inspector の Exploit available の値について、以下のように説明できます:

Exploit available の値は、特定の脆弱性(CVE)に対して既知のエクスプロイトが存在するかどうかを示します。この値が YES から NO に変更されることがあるのは、以下の理由が考えられます:

  1. 情報の更新:Amazon Inspector は常に最新の脆弱性情報を収集しています。以前は既知のエクスプロイトが存在すると考えられていた脆弱性に対して、新しい情報や分析により、実際にはエクスプロイトが存在しないと判断された可能性があります。

  2. 誤検出の修正:以前のスキャンで誤って YES と判定されたものが、後のスキャンで修正され、正しく NO と判定された可能性があります。

  3. エクスプロイトの無効化:既知のエクスプロイトが存在していたが、その後パッチや対策が広く適用され、そのエクスプロイトが効果的に無効化されたと判断された可能性があります。

  4. 脅威インテリジェンスの変更:Amazon Inspector が使用する脅威インテリジェンスソースが更新され、特定の脆弱性に対するエクスプロイトの存在評価が変更された可能性があります。

重要なのは、Amazon Inspector はエクスプロイトの使用を直接検出するわけではなく、既知の情報に基づいてエクスプロイトの存在可能性を評価しているということです。したがって、この値は最新の情報や分析に基づいて変更される可能性があります。

セキュリティ対策を行う際は、Exploit available の値だけでなく、脆弱性の重要度や他の要因も考慮に入れることが重要です。また、この値の変更履歴を追跡し、なぜ変更されたのかを理解することで、より効果的なセキュリティ管理が可能になります。
Sources
Viewing details for your Amazon Inspector findings - Amazon Inspector
Viewing the Amazon Inspector score and understanding vulnerability intelligence details - Amazon Inspector
Using CycloneDX namespaces with Amazon Inspector - Amazon Inspector

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回答済み 4ヶ月前

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