Cloudfrontのオリジンリクエストポリシーのクォータについて

「キャッシュリクエストポリシー内のすべてのクエリ文字列、ヘッダー、および Cookie 名の合計長」が「1024」と書いてありました。 （おそらくこの日本語は誤植で、キャッシュリクエストポリシーではなく、オリジンリクエストポリシーの間違いだと思います。）

との事ですが、英語表記では

Total combined length of all query string, header, and cookie names in a cache policy [1024]

との記載となっおります。また、明示的に"cache policy"との事からキャッシュポリシーとの訳は誤訳ではないと思われます。 ですが、実際の挙動が適切ではないと思われた場合、お手数ですがサポートへの問い合わせをお願いいたします。

(「キャッシュリクエストポリシー内のすべてのクエリ文字列、ヘッダー、および Cookie 名の合計長」が「1024」)この1024というのは文字数でしょうか？

1024は、

クエリ文字列 + ヘッダ + Cookie名 の AWS アカウントあたりのキャッシュポリシーの合計(length ≒ 長さではなく)の数(個数)となります。

補足として、"キャッシュポリシーを作成"での

・ヘッダー ・クエリ文字列 ・cookie

のそれぞれ定義できる数は、該当URLに記載されている"デフォルトのクォータ"に記載されている数がデフォルトになります。 つまり、現状では、

・ヘッダー ・クエリ文字列 ・cookie

共に定義できる数は、10個(種類)となります。

11個(種類)以上の定義が必要であれば、同URL注の"クォータ引き上げのリクエスト"をクリックし、サポートに上限緩和の申請を上げて頂くことになります。

よって、1024とはこれらの"クォータ引き上げのリクエスト"を行った結果を含めて各AWS アカウントあたりのキャッシュポリシーの

・ヘッダー ・クエリ文字列 ・cookie

の全ての合計となります。

補足ですが、

・ヘッダー ・クエリ文字列 ・cookie

の何れがクォーターを超えた場合、以下の共通表記のエラーが表示されます。

Your request contains more query strings in the Cache Policy than are allowed.

そのため、どれが実際にクォーターを超えたかは、設定画面にて設定とクォーターを見比べながらご確認頂く必要があります。