- 新しい順
- 投票が多い順
- コメントが多い順
AppSyncのX-Ray tracingで一部のクエリがサンプリングされない問題について、以下の点が考えられます:
-
データ量の制限: X-Rayには、セグメントやサブセグメントのデータ量に制限があります。大量のデータを返すクエリ(例:limit 120以上)は、この制限を超える可能性があり、サンプリングされない場合があります。
-
サンプリングルール: デフォルトのサンプリングルールでは、すべてのリクエストがトレースされるわけではありません。トラフィックが多い場合、一部のリクエストがサンプリングから除外される可能性があります。
-
パフォーマンスの問題: 大量のデータを取得するクエリは、実行に時間がかかる可能性があります。タイムアウトなどの問題でトレースが完了しない可能性があります。
解決策として以下のアプローチが考えられます:
-
クエリの最適化: limitを小さくするか、ページネーションを実装して、一度に取得するデータ量を減らします。
-
カスタムサンプリングルールの作成: X-Ray コンソールでカスタムサンプリングルールを作成し、特定のクエリやエンドポイントに対してサンプリングレートを上げることができます。
-
フィルタリングの改善: クライアント側でのフィルタリングを検討し、サーバーサイドでの処理を軽減します。
-
パフォーマンスモニタリング: CloudWatch LogsやAppSyncのメトリクスを活用して、問題のあるクエリを特定し、最適化します。
-
インデックスの最適化: GSIの設計を見直し、必要に応じて最適化します。
これらの対策を組み合わせることで、トレースの可視性を向上させ、パフォーマンスの問題を特定・解決しやすくなるでしょう。
Sources
Text Processing in Amazon CloudSearch - Amazon CloudSearch