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ご質問いただいた現象について、ログストリームの表示や反映が遅延する問題は、AWS CloudWatchの一般的な動作の一部であり、必ずしもバグとは言えません。
CloudWatchログは、通常、リアルタイムではなく、数分から最大15分程度の遅延を伴って処理されることがあります。これは、AWSがログデータを収集、処理、そして表示するまでの時間が必要なためです。
ご説明の状況では、ログストリームが実際に記録された時間(13:30頃)と、CloudWatchの画面上で表示された時間(13:50頃)の間に約20分の遅延があったようです。これは通常の遅延範囲をやや超えていますが、完全に異常とは言えません。
この遅延は、AWSのインフラストラクチャの負荷、ネットワークの状態、データ量など、様々な要因によって変動する可能性があります。特に東京リージョンのような高負荷なリージョンでは、時折このような遅延が発生することがあります。
ただし、ログストリームの表示遅延が後続の処理に影響を与える可能性がある場合、以下の対策を検討することをお勧めします:
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CloudWatch Logsの代わりに、より即時性の高いAmazon EventBridgeを使用して、S3のイベントを直接GlueJobにトリガーさせる。
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S3オブジェクトの作成時刻を直接確認する方法を実装する。
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処理の開始を遅らせる、または一定間隔で再試行するロジックを実装する。
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AWSサポートに連絡し、この遅延について詳細な調査を依頼する。
これらの対策により、ログストリームの遅延による影響を最小限に抑えることができるでしょう。
Sources
AWS Incident Detection and Response now available in Japanese - AWS
Case study - AWS Prescriptive Guidance
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